兵庫県豊岡市で、今朝7時頃、橋から車が転落するという事故が発生しました。現地の通行人からの通報を受けて、警察が現場を確認したところ、橋の中央付近の欄間が約10メートルにわたって欠損しており、その部分から車両が川に落下したことが分かりました。
河川事務所のカメラには、午前6時30分頃に橋を渡っていた車両のライトが、橋の中央で突然消える様子が映っていました。警察の捜索によって、欠損部分から北に約10メートル離れた場所で白い車が発見されました。
運転していたのは20代の男性で、驚くべきことに彼は自力で車から脱出し、約15キロ離れた病院へ徒歩で移動しました。幸いにも、彼に怪我はなかったとのことです。事故当時、現場付近は霧が立ち込めており、視界が悪かったとされています。このため、事故の原因は視界不良であった可能性が高いと考えられています。
警察は引き続き、事故の詳細を調査している模様です。橋の状態についても、今後の安全確認が求められるでしょう。この事故は、運転時の視界の重要性を再認識させる出来事となりました。