不法入国者の撃退・送還・排除を指示 トランプ氏がメキシコ国境封鎖の大統領令署名

アメリカのドナルド・トランプ大統領は22日、不法移民対策を最優先課題として掲げ、メキシコとの国境からの外国人の入国を一時停止する大統領令に署名しました。この新たな措置は、メキシコとの国境を事実上封鎖し、すべての外国人を対象とするもので、不法移民がアメリカに流入する主要な経路を遮断することを目的としています。

 

トランプ大統領は、関係省庁に対し、国境を越えて不法入国する外国人を直ちに撃退し、送還し、排除するための具体的な措置を講じるよう指示しました。この指示は、国境警備のさらなる強化を求めるものであり、政府は迅速に対応する意向を示しています。

 

また、アメリカ国防省は、国境警備を強化するために1500人の兵士をメキシコとの国境に追加派遣すると発表しました。この派兵の規模は、今後1万人に拡大する可能性があると、ワシントンポストが報じています。これにより、トランプ政権は不法移民の流入を防ぐための取り組みを強化し、国境の安全性を高めることを目指しています。

 

この大統領令の施行により、アメリカとメキシコの国境地域における緊張が一層高まることが予想されます。トランプ氏は、国民の安全を守るために厳格な移民政策が必要だと主張しており、今後の展開が注目されます。

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