千葉県流山市で元美容室従業員の21歳、中川琢磨容疑者が、高級シャンプーやトリートメントを盗んだ疑いで逮捕されました。彼は昨年10月に同美容室に侵入し、約7000円もする商品を39点、総額28万円相当を盗み取ったとされています。
中川容疑者は元従業員であり、美容室の業務に関する深い知識を持っていたことが、今回の大胆な犯行に影響を与えたと見られています。彼は巧妙に相加を利用して店内に侵入し、ターゲットとなる高級シャンプーを選んで持ち去っていたとのことです。さらに、盗んだ商品はインターネットを通じて転売されていたとされています。
警察の調べに対し、中川容疑者は「間違いない。辞めてから20回くらいやった」と容疑を認めており、今回の事件だけではなく、他にも余罪があるとみて捜査が進められています。この事件は、元従業員が職場の知識を悪用して犯行に及ぶという衝撃的な事例として注目を集めています。
今回の逮捕を受けて、美容業界では従業員の管理やセキュリティ対策の強化が求められる声が高まっています。店舗が持つ高価な商品を守るため、今後の対策が急務とされています。