キャメロン・ディアスが「絶対に日本に行ってはダメ」と語ったことが、世界中で驚愕を呼んでいます。映画『メリーに首ったけ』や『チャーリーズ・エンジェル』で知られる彼女は、日本のテレビやCMにも多く出演し、親日家としてのイメージが強いだけに、この発言は意外でした。
実は、彼女が日本に住んでいた時期に、あるトラブルに巻き込まれたことが影響しているのです。キャメロンは19歳の時に来日し、六本木でモデルとして活動していました。彼女はその際、写真家ジョン・ラッターからヌード写真を撮影されることになり、後にこの写真が裁判沙汰へと発展します。ラッターは、彼女のヌード写真を350万ドルで買い取らなければ売りに出すと脅迫。結果、写真がネット上に流出し、キャメロンの過去が暴露される事態となりました。
このトラブルを受け、キャメロンはラッターに対して訴訟を起こしました。裁判の焦点は、彼女が写真の公開を許可するサインを本当にしたのかどうかでした。最終的に、彼女のサインが偽造であると認定され、ラッターは有罪判決を受けました。キャメロンはこの経験を経て、過去の自分から解放されたような気持ちを抱くようになり、再び日本との関係を築くことに前向きになりました。
その後、シュレック3のプロモーションで来日した際には、日本のバラエティ番組に出演し、楽しそうに過去の失敗を振り返りました。「絶対に日本へ行ってはダメ」と笑いながら語る姿からは、彼女のユーモアとオープンな性格が垣間見えます。また、彼女は日本文化への愛を深めており、過去のトラブルを乗り越えたことで、日本への訪問に自信を持つようになったと語っています。
キャメロンは、過去の経験が自身を成長させ、俳優としての幅を広げる機会になったと考えているようです。彼女のキャリアは挫折と逆境からの壮絶な復活の物語であり、今後の活動にも期待が寄せられています。再び女優業に復帰した彼女の動向から目が離せません。