【海外の反応】「災害対策なんて必要ないだろ!」韓国企業の最高責任者が呑気にゴルフをしていたら前代未聞の事態に…

タイトル: 【海外の反応】「災害対策なんて必要ないだろ!」韓国企業の最高責任者が呑気にゴルフをしていたら前代未聞の事態に…

2022年9月、韓国南東部を襲った台風11号によって、韓国最大手の鉄工メーカー、ポスコのポパ鉄所は甚大な被害を受けました。驚くべきことに、台風が接近する中、ポスコの会長であるチェ・ジョンウ氏は、災害対策の必要性を軽視し、ゴルフを楽しんでいたことが明らかになりました。この無責任な態度は、後にポスコにとって前代未聞の危機をもたらしました。

台風による豪雨が襲来する1週間前から、ポスコでは災害対策本部が設置され、社員たちは懸命に準備を進めていました。しかし、会長は「現場の奴らに任せておけば大丈夫」との発言を繰り返し、台風が自社に大きな影響を及ぼすことはないと楽観視していたのです。この判断が、ポスコのポパ鉄所を運転停止に追い込む結果を招くこととなりました。

実際、台風が去った後のポパ鉄所は、地下と1階部分が完全に浸水し、特に圧延区域の工場が深刻な被害を受けました。その結果、ポスコは創業以来初めて全行路の稼働を停止せざるを得なくなり、韓国の鉄工業界全体に深刻な影響を及ぼす事態となりました。特に、ポスコは韓国の鉄鋼生産の35%を占めていたため、その影響は計り知れません。

被害額は約2兆400億ウォン(約21億円)とされ、前年の年間売上高の約7%に相当する巨額の損失が予想されました。ポスコの経営状況は急速に悪化し、株価は大暴落し、国際競争力も低下しました。さらに、ポスコの鉄鋼製品は中国製の安価な製品に押され、業績は厳しい状況に追い込まれています。

国会での監査において、チェ会長は議員たちからの厳しい追及を受けることとなりました。災害対策本部が稼働している中でゴルフをしていたことに対し、「ゴルフをしていたのは事実だが、災害対策は現場に任せていた」との発言は多くの批判を呼びました。このような無責任な態度は、ポスコの経営体質に対する疑問を一層深める結果となりました。

ポスコの復旧作業は困難を極め、特に浸水被害が大きかった圧延区域の復旧には多くの時間と人員が必要でした。労働者たちは厳しい環境下での作業を強いられ、安全対策が不十分であることも明らかになりました。この状況に対し、労働監督機関が調査に乗り出し、複数の安全規定違反が見つかる事態となりました。

ポスコの経営危機は続き、2022年12月期の決算では1兆3000億ウォンの特別損失を計上し、2023年の業績も芳しくありませんでした。ポスコは事業再編に着手し、中国国内の鉄所売却を発表するなど、厳しい状況を打開しようとしています。

この一連の出来事に対する海外の反応は厳しく、特にチェ会長の無責任な発言や、災害対策の不備について多くの批判が寄せられています。ポスコが韓国の経済を牽引してきた企業であるだけに、その影響は広範囲に及ぶでしょう。ポスコの今後の動向が注目される中、韓国経済全体にも深刻な影響を及ぼす可能性があると言えます。

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