【“架空の年金”で詐欺か】逮捕の女「老後資金のたくわえとして…」

【“架空の年金”で詐欺か】逮捕の女「老後資金のたくわえとして…」

 

千葉県松戸市で、77歳の無職の女性が詐欺の疑いで逮捕されました。容疑者の高橋裕子氏は、2018年当時72歳の知人女性に対し、老後資金の蓄えとして、架空の企業年金制度への投資を持ちかけました。高橋容疑者は、知人女性に対して、夫が働いている会社の企業年金が10%の利益をもたらすと説明し、元本保証があるため損をすることはないと信じ込ませました。

 

信じた知人女性は、1000万円を高橋容疑者の銀行口座に振り込みましたが、その後、企業年金の説明が全くの嘘であったことが判明しました。知人女性は、満期を迎えたはずの年金を受け取ろうとしたところ、高橋容疑者に複数回拒まれたため、警察に相談することになりました。

 

警察の調べによると、高橋容疑者は知人女性から少なくとも3000万円を騙し取ったと見られています。高橋容疑者は警察の取り調べに対して容疑を否認していますが、真相解明のための詳しい調査が進められています。犯罪被害者の心理や、信頼関係を利用した詐欺の手口が改めて浮き彫りになっています。

 

この事件は、高齢者を狙った詐欺の一環として注目されており、今後同様の被害が増加することが懸念されています。警察は、詐欺の手口や被害者の心理に関する情報を広め、さらなる被害を防ぐための取り組みを強化する方針です。

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