
名古屋中心部でまた不発弾 全長120cm焼夷爆弾「衝撃なければ爆発の危険なし」去年10月と同じ現場 (25/02/15 07:18)
名古屋市中区の工事現場で、再び不発弾が見つかりました。この不発弾は全長120cm、直径36cmのアメリカ製250kg焼夷爆弾で、名古屋市によると、発見されたのは昨日の午後4時頃です。発見現場は地下鉄丸ノ内駅から約500m離れた場所に位置しています。 陸上自衛隊の不発弾処理隊が現地に出動し、爆弾の確認作業を行いました。市の担当者によれば、この爆弾は現在保護された状態にあり、衝撃が加わらなければ爆発の危険性はないとのことです。しかし、発見場所は立ち入り禁止にされており、安全が最優先されています。 名古屋市は迅速に対策本部を立ち上げ、今後の処理方法やスケジュールを決定することでしょう。過去にも同じ工事現場で不発弾が見つかっており、昨年10月にも解体工事中に類似の爆弾が発見され、11月に撤去されていました。このような事件が続く中、市民の安全を守るための対策が求められています。 市民は、周囲の状況に注意を払い、万が一の事態に備える必要があります。名古屋市と陸上自衛隊は、今後も緊密に連携し、不発弾の安全な処理を進めていく方針です。

数億円→数百円…永久磁石のみで水滴を安定浮上させる激安装置【橋本幸治の理系通信】
数億円→数百円…永久磁石のみで水滴を安定浮上させる激安装置 日本工業大学の研究チームが、数億円の装置を必要とせずに、わずか数百円のコストで水滴を浮上させる技術を発表しました。この新しい装置は、永久磁石のみを使用しており、これにより水などの反自性物質を空中に安定させることに成功しました。これまでの研究では、同様の現象を実現するために数千万から数億円の装置が必要でしたが、今回の技術革新により、コストを劇的に削減することができました。 水滴を浮かせるために使用されたのは、ネオジム磁石と呼ばれる強力な永久磁石です。研究チームは、これらの磁石を巧妙に配置することで、磁場の勾配を大きくし、非常に弱い反自性物質を浮かせることができることを発見しました。装置の中心に配置された2つの磁石は、磁場が集中する谷を形成し、その谷の上に水滴が安定して浮かぶ仕組みです。この方式では、磁石の力が強くなくても、磁場の変化率を大きくすることで浮上を実現しています。 水は反自性を持つ物質の一例であり、周囲の普通の物質も多くが反自性の性質を持っています。しかし、普段はその力が小さく、実感することは難しいです。この研究は、過去に発表されたカエルを浮上させる実験に類似しており、カエルが浮かぶ現象も生物の体に含まれる水分が要因となっています。これにより、カエルや人間も反自性の特性を持っていることが示されています。 研究チームは、数式を用いて浮上のメカニズムを説明しました。物体が浮上するためには、下向きの重力と同じ大きさの上向きの力を発生させる必要があります。これを実現するためには、磁場の強さとその変化率のバランスが重要です。研究者たちは、特に磁場の変化率を大きくすることに注目し、これを実現するために磁石の配置を工夫しました。 この装置は、将来的には宇宙での実験に留まらず、地球上でも簡単に物体を浮かせる技術として応用される可能性があります。研究チームは、低コストでの実現が可能であることから、教育や研究の分野での利用を見込んでいます。この新技術は、物理学や工学の授業における実験装置としても非常に有用であり、多くの学生や研究者に新たな発見の機会を提供することでしょう。 このように、わずか数百円の装置で水滴を浮かせることができるという成果は、科学技術の進展を示すものです。研究チームの今後の展望として、さらなる実験や応用が期待されています。これにより、より多くの人々がこの技術の恩恵を受けることができる日が来ることを願っています。

スマホを勝手に見たことからトラブルに発展か 娘の首を絞めて殺害しようとした疑いで父親逮捕 福岡・久留米市
福岡県久留米市で、父親が21歳の娘の首を絞めて殺害しようとした疑いで逮捕される事件が発生しました。事件は昨日午後6時半頃、娘が助けを求めて警察に通報したことから発覚しました。 現場に駆けつけた警察官は、事情を聴いた結果、父親の田中一郎容疑者が娘に対して暴力を振るった疑いが強まったとして、現行犯で逮捕しました。田中容疑者は会社員で、警察の調べに対しては「首を絞めたのは間違いないが、殺すつもりはなかった」と容疑を否認しています。 警察の捜査によると、この事件の発端は田中容疑者が娘の携帯電話を勝手に見たことにあるとされています。この行為が親子間のトラブルを引き起こし、最終的には暴力に発展したと見られています。 現在、警察は詳細な事情を調査中であり、事件の背景や経緯についても追求しているとのことです。福岡県内では家庭内のトラブルが暴力に発展するケースが後を絶たず、今回の事件もその一例として注目されています。 地域住民からは、親子間のコミュニケーション不足やプライバシーの侵害が問題視されており、家庭内の問題を解決するための支援が求められています。警察は、今後も関連情報を収集し、事件の全貌を解明する方針です。